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Case離婚弁護士の解決事例

-- 離婚相談143 養育費(8)

養育費と財産分与はしっかりと。将来、子供に不自由な思いをさせないように。

結婚当初から、夫はいろんな理由をつけて離婚を持ちかけてきました。第1子出産間近に離婚を求められ、もう離婚するしかないと思っています。ただ、1歳になったばかりの子供を抱えての離婚はとても不安です…


  • 相談者イメージ
    • 性別:女性
    • 年代:30代
    • 婚姻歴:4年
    • 子ども:1人
    • 担当弁護士:
      白谷 英恵 弁護士
  • [背景]

    Aさんは夫であるBさんと4年前に結婚し、1歳になる子どもがいます。

    しかし、Aさんは、結婚当初からたびたび、夫Bさんから様々な理由をつけられて離婚を持ちかけられており、第1子出産間近の時期に離婚を求められることもありました。その様な環境の中でAさんは、ついに家を出ることを決意し、1歳の子どもを連れて別居を始めました。

    Aさんは離婚には応じることに決めましたが、子どものことを思うと、将来の養育費などの点で不安がありました。

    そこでAさんは、自分の意見をきちんと伝えつつ、離婚を穏便に進めることができないかと当法律事務所に相談にいらっしゃいました。

    [相談内容と弁護士対応]

    Aさんは、まだ1歳になったばかりの子どもの将来を考え、なるべく養育費と財産分与の交渉を有利に進めたいと思っています。しかし、Bさんの性格上、Aさんの要望にすんなり応じてはくれないことが想定されます。

    白谷弁護士はこちらから離婚協議書の内容を相手に送り、先にAさんの要望を伝えて交渉することとし、Aさんの意向を酌んだ条件をまとめました。

    交渉の際、Bさんが難色を示したのは養育費についての条項でした。

    養育費は、家庭裁判所が出している算定表を参考に決められることが多いですが、双方が納得すればその額を自由に決定することができます。

    Aさんは後々子どもが習い事や進学先を決めるにあたってできる限り希望を叶え、不自由な思いをさせないようにしてあげたいとの思いを抱いており、算定表よりも多少増額した金額を請求しました。しかし、Bさんが、金額が高いと主張したため、白谷弁護士は交渉を重ねました。

    白谷弁護士は、Aさんの思いをBさんに伝え、養育費の算定表についても子どもが15歳になると金額が上がることなどを提示し、現時点での養育費の算定表を上回るからと言って金額の妥当性が欠けるわけではないとBさんを説得しました。

    [結果]

    白谷弁護士の丁寧な交渉の結果、Bさんは養育費の金額に納得し、これらの内容を公正証書の形でまとめることに合意しました。

    後日、AさんはBさんと共に、公正証書を作成し、双方納得の上穏便に離婚をすることができました。

    養育費などの離婚の際の合意を公正証書として残すメリットとしては、その確実性にあります。後日、双方で決めた内容に争いが生じたとしても、両者の合意がない限りその変更には調停の申し立てが必要となり、原則として公正証書に書かれた通りの金額の請求ができるのです。

    離婚に伴い金銭の支払いを約束することは多々あるかと思いますが、その際にはぜひ公正証書の形で合意をすることをお勧めします。



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