-- 離婚相談129 財産分与(9)
ダブル不倫の末、離婚を決意。
お互い不倫していた過去があり、ここ数年、夫婦関係は破たんしていました。離婚を考えていますが、妻が納得してくれるか分かりません。仕事が多忙なため、離婚交渉は弁護士にお願いしたい…
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- 性別:男性
- 年代:50代
- 婚姻期間:20年以上
- 子ども:あり
- 職業:会社員
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[背景]
Aさんは数年前に、妻Bも数年にわたりそれぞれ不倫関係の相手がおり、仮面夫婦のような生活を送っていました。
子どもが自立したことを機に、お互い別の道を歩みたいと考えているAさんですが、妻Bが納得してくれるかはわかりませんでした。
[相談内容と弁護士対応]
Aさんは、自身の仕事が多忙なため、妻Bと離婚条件などをゆっくり話し合う時間が取れないけれど離婚は穏便に済ませたいと、ご相談にいらっしゃいました。
Aさんは、妻Bと財産分与などもきちんとした上で、後々もめないように離婚を成立させたいと考えていました。
しかし、仕事で多忙であるため、自分の代理人として弁護士に妻Bとの交渉を頼みたいと考えていました。弁護士が、妻BにAさんの意思を伝えると、離婚には応じたものの、妻Bの不倫相手に迷惑をかけないこと、妻として家のために尽くしてきた25年間に応じた財産分与をすることを主張してきました。
[結果]
弁護士による交渉の結果、互いの不倫相手には慰謝料請求をしないこと、妻Bに対して適切な財産分与をすることで離婚が成立しました。
また、お互いの債権債務をきちんとするという趣旨から、離婚に伴い公正証書を作成することも決まりました。
AさんとBさんは離婚すること及びその条件について合意することができ、後日、公正証書が作成されました。
自分たちで離婚の話し合いをしようとすると、相当なストレスを負うことが予想されますし、仕事などでなかなか時間が取れず話し合いが長引いてしまうこともあります。
このように、弁護士に相手方の交渉や、離婚協議書の作成を依頼することで、相手に直接会うことなく離婚を成立させることも可能です。
当事務所によくあるご相談内容
離婚の話を具体的に進めている
- 現在別居中で、配偶者との間で離婚の話を進めている
- 離婚には合意しているが、財産分与・親権で揉めている
- 離婚調停の申し立てをしたい
慰謝料請求したい
又は慰謝料請求された
- 離婚はしないが、不貞相手に慰謝料請求をしたい
- まずは不貞相手に慰謝料請求をして、相手の出方で配偶者との離婚を考えている
- 不倫がばれてしまい、高額な慰謝料請求をされている
突然相手方から離婚を突きつけられた
- 単なる夫婦喧嘩のつもりが、代理人弁護士から突然連絡が届いた
- 配偶者や子どもと連絡が取れなくなり、代理人弁護士から突然連絡が届いた
自分で離婚を進めていたが、うまくまとまらない
- 相手方に弁護士がついているので、うまく話が進まない
- 調停委員に弁護士を付けるよう進言された
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