慰謝料請求をされたら確認すべきこと
不倫・浮気(不貞行為)は事実ですか?
慰謝料請求をされた場合、記載内容に事実と反する内容が記載されていないかを確認してください。また、不倫・浮気(不貞行為)が事実だったとしても、相手が既婚者であることを知らずに慰謝料請求をされた場合は、慰謝料を支払わなくてもよい場合もあります。
慰謝料の請求者は誰ですか?
不倫・浮気相手の配偶者(妻や夫)から慰謝料請求をされた場合、高額な慰謝料を請求される可能性があります。あなたが直接交渉しても、相手は感情的になっている可能性が高く、交渉は困難が予想されます。
また、相手の弁護士から慰謝料請求をされた場合、弁護士は依頼者の利益を最優先に考えるため、法律の知識や交渉力を備える弁護士とあなたが自分一人で対等に交渉するのは困難を極めると考えられます。
慰謝料の請求金額を確認しましょう。
不倫・浮気(不貞行為)にともなう慰謝料の金額について、明確な算定基準や計算方法はなく、様々な事情を考慮して決められます。しかしながら、実際は過去の裁判例が参考にされていて、不倫・浮気(不貞行為)などの慰謝料の相場は、100万円~300万円と考えられています。