解決事例

夫から離婚調停の申立て。子どもの親権も争うと言われ…

  • ご相談者
  • 年齢:30代
  • 性別:女性
  • 職業:専業主婦
  • 婚姻期間:5年以上
  • 子ども:あり
子の引渡しと監護者の指定の審判

ご相談までの経緯・背景

Aさんは、妊娠がわかった頃から、夫との性格の不一致に悩むようになりました。

出産後、子育てに奮闘していたAさんでしたが、慣れない土地に嫁いだこともあり、精神疾患を患ってしまいました。

そんなAさんに、夫は容赦なく離婚調停を申し立て、子どもの親権についても、主張しました。

解決までの流れ

Aさんは、夫からの離婚調停の申し立てに大きなショックを受け、どうすればよいか悩み、ご相談にいらっしゃまいした。

まず、弁護士は、Aさんの意向を踏まえ、夫との和解の道を探りました。
一方で、Aさんが親権を取るのにふさわしいかを示すために、Aさんが子どもに対してどれだけ愛情を持って育ててきたかを主張するとともに、子どもの監護計画を立てるなどして、Aさんが親権を取得できるよう取り組みました。

調停では、調停委員を通じて話し合いを重ねるごとに、Aさんと夫は、お互い冷静になっていき、二人の気持ちに少しずつ変化が表れていきました。

結果・解決ポイント

調停の結果、Aさんと夫は、幼い子どものためにも夫婦生活を続けることを選択し、「今後、意見が分かれても話し合いで解決すること」「Aさんの精神疾患の改善に夫婦で協力すること」などを取り決め、和解が成立しました。

担当弁護士
Authense法律事務所
弁護士 
(第二東京弁護士会)
中央大学法学部法律学科卒業、中央大学法科大学院修了。主な裁判経験として、MBOに関する取締役の責任を追及し、初めて東京高裁の見解が示された事案や、複数メディアによって報道された裁判員裁判事件などを有している。ベンチャー企業の上場前の資金調達や法務支援も多数経験。顧問先経営者からは、法務のみならず経営全般のアドバイスを求められることも多い。
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