解決事例

監視し続ける妻と一刻も早く離婚したい。

  • ご相談者
  • 年齢:50代
  • 性別:男性
  • 婚姻期間:10年以上
  • 子ども:あり
離婚交渉・調停

ご相談までの経緯・背景

Aさんは数年前から、仕事のストレスにより体調を崩し、心療内科に通院しています。しかし、妻Bは、Aさんの体調を心配することもなく、むしろAさんの浮気を疑い勝手に携帯履歴や手帳を覗き見るなどを繰り返したため、家庭での精神的ストレスも強く感じるようになりました。

また、Aさんの母親に介護が必要になった際には、妻Bは姑を馬鹿にするような言動を繰り返し、また「介護を手伝わない」などとAさんを責め立てるようになりました。

この頃から家族で食事に行くこともなくなり、妻Bからの監視とも思われる言動はエスカレートして行き、Aさんは精神的にどんどん追い詰められて行きました。

解決までの流れ

監視され続けているような毎日に限界を感じたAさんは、妻Bに離婚してくれるよう求めましたが、「子どもが大学を卒業するまでは離婚しない」と拒否をされてしまいました。
そこでAさんは、精神的苦痛を与える妻Bから一刻も早く解放されたいと思い、ご相談にいらっしゃいました。

弁護士は、これまでの経緯を踏まえ、話し合いによる早期解決は難しいと判断し、Aさんと相談の上、離婚調停を申し立てました。

結果・解決ポイント

調停の結果、財産分与としてAさんの所有する建物の所有権の移転をして賃料収入をBが受けること、子が大学を卒業するまでに発生する学費について半分をAさんが支払うことなどで離婚が成立しました。

相手方が離婚を拒んでいると当事者間での話し合いによる解決は難しく、時間と精神的苦痛が増えていく事案が多く見られます。しかし、弁護士が代理人として離婚手続を進めることで、当事者間のストレスを軽減することができ、かつ迅速な解決が期待できますので、離婚でお悩みの際は、ぜひ弁護士に相談にいらしてください。

担当弁護士
Authense法律事務所
弁護士 
(第二東京弁護士会)
京都大学総合人間学部卒業、立教大学大学院法務研究科修了。一般民事(主に離婚事件)に関する解決実績を数多く有する。また、企業法務についても幅広い業務実績を持つ。
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