解決事例

別れると約束したのに…家庭を壊した不倫相手へ慰謝料請求。

  • ご相談者
  • 年齢:30代
  • 性別:女性
  • 婚姻期間:9年
  • 子ども:あり
不倫の慰謝料請求

ご相談までの経緯・背景

夫の様子がおかしいと感じるようになったAさんが、夫の携帯電話の履歴を見ると、女性Bとの不倫をうかがわせるようなメールのやりとりが見つかりました。

Aさんが問いただしたところ、夫は不倫を認め、不倫相手Bと別れることを約束しました。また、Aさんは不倫相手Bとも直接話し合い、不倫相手Bも夫と別れると約束してくれました。

しかし、Aさんとの約束は守られることはなく、夫と不倫相手Bはその後も関係を続けていました。

それでもAさんは、夫婦関係を改善し、家庭を守っていこうとしましたが、夫は、Aさんとの話し合いを避けたり、暴言を吐いたりするなどの態度をとるようになっていきました。

Aさんは、精神的に追い詰められ、ついには自殺未遂をおこしてしまいました。しかしその時も、夫は心配するどころか、辛らつな言葉を投げつけるだけでした。

そして、それから夫はあろうことか、自分の子どもたちにまで苛立ちをぶつけるようになっていき、子どもたちは、両親の不仲に深く傷つき、子どもたちまで暴力的になっていきました。

解決までの流れ

Aさんは、家庭を壊した不倫相手Bに慰謝料を請求したいと考え、ご相談にいらっしゃいました。

弁護士が、不倫相手Bに慰謝料を請求したところ、不倫相手Bは、「Aさんの夫から誘われたのだから、私の責任はそれほど重くないし、そもそもAさんから請求された慰謝料額は高額すぎて支払うことができない。30万円なら支払ってもいいが、それより高額なら訴訟を起こしてもいい」との回答がなされました。

これに対し、弁護士は、不倫相手BはAさんの夫との別れると約束をしたにもかかわらず、その約束を破り、Aさんの夫との不倫関係を続けた責任は重いと主張し、慰謝料のさらなる増額を求めました。

結果・解決ポイント

Aさんの希望どおり、不倫相手Bに対する150万円の慰謝料請求が認められ、解決となりました。

担当弁護士
Authense法律事務所
弁護士 
(第二東京弁護士会)
京都大学総合人間学部卒業、立教大学大学院法務研究科修了。一般民事(主に離婚事件)に関する解決実績を数多く有する。また、企業法務についても幅広い業務実績を持つ。
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