法律事務所オーセンスの離婚コラム

離婚をしたら結婚指輪はどうしてる?人には言えないその行方とは

離婚をしたら結婚指輪はどうしてる?人には言えないその行方とは

離婚をしたときに困るのが結婚指輪の処分方法です。
普通の贈り物であれば別れた後も気にせずにつけるという人もいますが、結婚指輪となると多くの人がそのまま付けるのは躊躇するでしょう。かといって高かった結婚指輪を捨てるのももったいないしどうしたらいいのか迷っている人は多くいます。どのように処分するのが良いのでしょうか。

離婚後処分に困るもののひとつが結婚指輪です。相手に返すべきか、売って処分すべきか、捨てるべきかといったさまざまな選択肢があるなかで、新しい人生のスタートを切るためにもベストな方法は何かを模索していきましょう。

離婚したら結婚指輪はどうすべき?3つの対処方法を紹介

離婚後の結婚指輪 3つの対処法

離婚した場合、結婚指輪をどうするかという対処方法は大きく3つです。
自分に適した対処方法を選択しましょう。

相手に結婚指輪を返す

結婚指輪は贈与であることが多いため、法的には返還義務はありません。しかし、ごくまれに結婚指輪を返さないでいると反感を買う場合もあります。相手に結婚指輪を返すのは縁を断つという意味において重要です。

離婚のけじめとして、結婚指輪は返したいと思う人は多くいます。一般的な返却方法は、離婚届にサインをして渡す時に一緒に渡すという方法です。このタイミングであれば相手は離婚届の方に意識が行きますので、必要以上に縁が切れたことを意識させず、スマートに返却することができるでしょう。

すべてが終わった後で結婚指輪のみを単独で送ると、本人はただ返したいと思っていたとしても人によっては怒りを感じてしまうことがあるからです。

結婚指輪をリフォームする

結婚指輪は貴金属としての価値が高く、リフォームをしてファッションリングにする、あるいはリメイクしてネックレスする方も少なくありません。結婚指輪が高価なものであるからこそ、有効活用するひとつの方法となります。
結婚指輪をカスタマイズすれば、結婚していたときの思い出も消えて新しい自分の指輪として使えるはずです。

リメイク専門の工房やショップに持ち込む

リメイク専門のリング工房や、ジュエリーショップなどに持ち込めば、デザインをリフォームして全く違った形のものに変えることができます。
手持ちのジュエリーと掛け合わせることで、アクセサリーに使いやすいデザインに変貌させることも出来ますので、結婚指輪を捨てたり、売ったりせず出来れば使いたいけれどそのまま使うのはさすがに厳しいと考えている人はリフォームして使ってみるのもよいでしょう。

結婚指輪を売る

貴金属としての価値が高い結婚指輪を売却することで離婚後の生活費の足しになるはずです。購入当初の金額とは異なるものの、経済的に困窮しないための適切な対応といえます。

少しでも結婚指輪を高く売るためにはリサイクルショップや質屋に持っていかず、金やプラチナの取引相場が表示されているジュエリーショップに持っていくのがおすすめです。

結婚指輪は贈与であることが多いため返還の義務はなし

法律的な観点から言えば、結婚指輪は贈与に当たりますので、離婚したからと言って返す義務はありません。
ですので、返すかどうかはあなた自身が決めることができます。そのため、返すかどうかは自分の経済状況と、相手の出方によって、ケースバイケースで決めるのが良いでしょう。
相手によっては結婚指輪を返せというのが本心ではなく、捨て台詞のような意味合いで言っている人もおり、本当に返すとより怒らせてしまうケースや、逆に本当に取り返そうとしている人で家までのりこまれたりと、トラブルになってしまうことも有ります。
法律的には返還義務はありませんが、返せといわれた時はどのようにするのか考えた方が良いでしょう。

離婚経験者は実際のところ結婚指輪はどう処理している

日本国内では、およそ3組に1組が離婚しています。離婚後の生活は金銭的に苦しくなった方も多く、特に子どものいるシングルマザーにとって大変な問題といえます。

金銭的な問題もあり、離婚経験者で結婚指輪の処分方法として最も多かったのが売却です。多くの離婚経験者が結婚指輪の売却を選択しており、売却金の使い道は貯金や生活費にあてる方も多いです。捨てる、とりあえず持っている、どこにあるか分からないといった方、結婚指輪をリフォームした方は少ない傾向にあります。

結婚指輪を売却する方が多いということは、やはり、子どもがいる・いないは関係なく、離婚後に発生する経済的な困窮に備えているといえます。
養育費や教育費は先々に途絶えてしまう可能性もないわけではありません。
生活費を工面する方法として結婚指輪の売却をする方が多いのでしょう。

離婚式のとき二人で指輪を潰すという方法も

ネガティブな印象が未だにある離婚ですが、最近では離婚式という方法でイベントとして離婚をするカップルもいます。離婚式のなかには、二人で木槌を用いて結婚指輪を潰すといったイベントもあります。
このような方法で結婚指輪を処分する人もいます。

ただこの方法は、相手が離婚式に参加することが条件ですし、結婚指輪を潰すことに同意してもらう必要があります。

結婚指輪を処理する際の3つの注意点

結婚指輪の処理 3つの注意点

結婚指輪を相手に返す、売却するといった場合、それぞれで注意すべき点があります。
これを押さえずに処分してしまうとトラブルになりかねないので覚えておきましょう。

結婚指輪はスマートに相手に返す

結婚指輪を相手に返す選択をした場合、タイミングを考えないといけません。最も適しているタイミングとして相手に離婚届をわたすときです。離婚届に自分の印鑑とサインをし、結婚指輪を相手にわたせば角が立ちません。

結婚指輪だけ単独で相手に送りつけると反感を買うケースもあります。
必要以上に相手にインパクトを与えることはありません。相手を傷つけないで自分の気持ちを整理をつけることを念頭に置いての対応が望ましいです。

結婚指輪を売る時は売却方法を調べる

結婚指輪を高く売る方法のひとつがネットオークションです。しかし、売れない可能性もあればトラブルのリスクもあることを覚えておいた方がよいでしょう。

簡単に高く売りたい場合は買取ショップを利用しましょう。店頭買取、宅配買取、出張買取といったさまざまな売り方があるのが大きなメリットです。

買取ショップを利用する前には見積もり査定をしておくにこしたことはありません。複数のショップに査定を出して、最も高いところを選択すれば失敗は少なくなります。
婚約指輪や結婚指輪専門の買取サービスのあるジュエリーショップに持っていき、査定してもらうのもひとつの方法です。

事前の準備いかんによって結婚指輪の売却価格が変わることを覚えておきましょう。

相手の経済状況を加味しての対応

離婚相手が経済的に困窮している場合、お金になるものを何でも望むこともあります。法律的に返還義務はないものの、結婚指輪の返却を望んでくる相手にどう対応するかも考えておくべきです。

経済的に困窮していることが理由で相手と先々まで連絡を取り合う可能性まで考え、速やかに結婚指輪をわたす方法もあるでしょう。相手の性格や経済状況を加味しての対応が求められます。
特に経済状況に困ることがなく、さらに本当に離婚したことを実感できるのなら、後のトラブルを避けるために要求通りするのもひとつの方法です。

まとめ

結婚生活の思い出がたくさん詰まった大切な指輪ですが、それだけに処分するとなるとどうしたらいいか分からないという人も多いでしょう。売ったお金で気分転換をしてもいいですし、けじめをつけるために相手に返してもよいでしょう。自分の納得がいく方法を試してみてください。

離婚後の結婚指輪の処分方法はいくつかの選択肢があります。どういった選択をしても正解はありません。今現在だけではなく、先々を見据えてベストとなる結婚指輪の処分方法を模索していきましょう。

また、相手とのトラブルに発展しない方法を第一と考える方法もあります。結婚指輪を処分することで心のもやもやが晴れて、新たな人生のスタートを切るきっかけにもなるでしょう。

このコラムの監修者

甲野裕大 弁護士(第二東京弁護士会所属)

弁護士法人法律事務所オーセンス

弁護士甲野 裕大(第二東京弁護士会所属)

中央大学法学部法律学科卒業、中央大学大学院法務研究科修了。離婚、交通事故、相続問題などの一般民事事件を中心に、幅広い分野に積極的に取り組む。

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