法律事務所オーセンスの離婚コラム

風俗は不貞になる?法的に認められる証拠とは

【第2回】離婚する?しない?離婚へのステップ

夫が風俗に行っている、これって不貞行為?こんなお悩みありませんか?
この連載では、離婚に悩んでいる「オー子」の日常を通じて、離婚に関する法律を弁護士が解説します。
今回は不貞とは何か、法的に認められる証拠はどういったものなのかについて解説します。

依頼者:オー子

こんにちは、オー子です

私、オー子は夫との関係に悩む40歳、専業主婦。小学生の子どもがいます。
夫はモラハラ気味で、離婚すべきなのか心が揺れる日々。
最近、夫のスーツのポケットから風俗店のカードが出てきて、どうしたらいいのか悩んでいます。

前回までのあらすじ

突然、大きな声で怒鳴ったり、高圧的な態度で侮辱されたり。
「モラハラ」は離婚の理由にもなると知り、オー子は今後の夫婦生活について真剣に考え始めました。

オー子の日々風俗は不貞行為?証拠の集め方を知りたい!

私、オー子は最近、夫の行動が気になっています。
会社から帰宅する時間が遅くなり、家の中にいてもどこかうわの空。
私が「どうかした?」と声を掛けても「なんでもない」と不機嫌な返事が返ってきます。

そんなあるとき、スーツをクリーニングに出そうとしたら、ポケットから風俗店のポイントカードが!またあるときは、夫のスマホの画面に女性からのLINEの通知が。どうやら風俗店の女性とLINEのやりとりをしているようです。自宅にいるときでも、ずっとスマホを触っています。風俗は法律上の「不貞」になりますか?
夫に聞くことはもちろんできません。夫に知られずに証拠を集めるにはどうしたらいいのでしょう?

弁護士が解説!風俗は不貞になる?法的な証拠とは

藤本奏恵 弁護士(第二東京弁護士会所属)

弁護士法人法律事務所オーセンス

弁護士藤本 奏恵(第二東京弁護士会所属)

早稲田大学法学部卒業(3年次卒業)、東京大学大学院法学政治学研究科修了。離婚、相続問題を中心に、一般民事事件や刑事事件など幅広く取り扱う。

そもそも不貞とは

オー子さんは、夫が風俗店に通っていることが、「不貞」になるのか?と疑問を持っています。実は風俗店通いは、法律上の離婚原因としての「不貞」になる場合とならない場合があります。

そもそも「不貞」とは何か、理解しましょう。
不貞とは「既婚者が配偶者以外の人と性的関係を持つこと」です。

そのため、夫が風俗を利用し、女性と性的関係を持った場合は、「不貞」に該当し、離婚の理由になる場合があります。一方、性的関係のない風俗店の利用は、不貞には該当しません。
ただし、性的関係を持つ風俗店に1、2回行ったことが判明したというケースであれば、離婚原因としての「不貞」とは認められないこと可能性があります。

性的関係がある風俗通いが不貞になるケース

  • ・風俗通いの頻度が高頻度、長期間に渡るケース
  • ・風俗店外で性的関係を持ったケース

風俗店の女性との不貞については、風俗店の営業を超えた行為であり、婚姻生活の平和を害するものであったことが必要となります。その際、上記のケースのように、性的関係が行われた場所のほか、女性との連絡方法(店を介するか、直接連絡するか)、風俗店の在籍の有無なども、主張のポイントになると考えられます。
相手が事実関係を否定した場合には、自分がそれを立証する必要があります。

法的な証拠の集め方のコツ

法的に有効な証拠となるのは、以下のようなものです。

  • ・写真や動画
  • ・風俗店を利用したことがわかるアプリ利用履歴
  • ・風俗店でもらったカードやメモなど
  • ・風俗店女性とのLINE、メールのやり取り
  • ・風俗店女性と通話しているスマホの通話記録
  • ・クレジットカードの明細書や領収書(風俗店を利用したときの支払い、プレゼントやデート代の支払に使った場合など)
  • ・風俗店に通っていることがわかる交通ICカードの履歴

オー子さんは何をすべきか

オー子さんの場合、不貞行為を明らかにするには、まずは夫がどのようなお店に、どのくらいの頻度で行っているかを調べる必要があります。その上で、適切な証拠をなるべくたくさん集めましょう。探偵事務所へ依頼するという方法もありますが、証拠集めの具体的な手法がわからない場合、早めに弁護士に相談するようお勧めします。
時間が経つと、夫が証拠を隠したり、女性との連絡手段を変えるなど証拠を集めにくくしたりする可能性があるためです。

前回もお伝えしたように「離婚分野に積極的に取り組んでいる弁護士事務所」を探してアクセスするのが最適と考えます。

まとめ

風俗店通いも「不貞」になる可能性があります。
ただ「不貞」というためには「男女の性的関係」を明らかにすることが必要ですし、離婚原因としての「不貞」に該当することを主張する必要があります。そして、それを立証するための証拠も集めなければなりません。
法的に有効となる証拠の集め方が分からない場合には、離婚問題に詳しい弁護士に相談すると、有益なアドバイスを受けられます。

オーセンスでは離婚や不倫問題に積極的に取り組んでいます。

  • ・夫が不倫・浮気しているかもしれない
  • ・男女関係をもっているかわからないから調べたい
  • ・夫や不倫相手に慰謝料請求したい
  • ・慰謝料がいくらくらいになるのか知りたい

お悩みを抱えておられるなら、お早めにご相談ください。

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