解決事例

長年の肉体的・精神的暴力に限界、弁護士の粘り強い主張で離婚成立。

  • ご相談者
  • 年齢:60代
  • 性別:女性
  • 子ども:あり
離婚交渉

ご相談までの経緯・背景

Aさんは、夫からの肉体的・精神的暴力にずっと耐えてきました。

Aさんは、夫から公衆の面前で侮辱するような言葉を投げつけられたり、週に一度は暴行を受けるなどしていました。

それに加え、夫は浪費がはげしく、財産価値よりも負債が多い状態(オーバーローン)の不動産があるなど、夫婦関係のみならず夫婦間の財産状況も良好とは言えませんでした。

Aさんは、婚姻生活の改善を図ろうともしましたが、いつ怒鳴られるか、殴られるのかという恐怖に追い詰められていきました。

解決までの流れ

夫からの暴力に長年耐え続けてきたAさんでしたが、これ以上、婚姻を継続するに耐えがたいと離婚を決意し、ご相談にいらっしゃいました。

夫は、当初Aさんとの離婚を断固拒否する考えを主張していました。
裁判所を交えた調停でも、離婚はせず、婚姻費用も支払わない、生活態度を変えるなどの主張をし、調停で離婚についての話し合いを重ねても、その決意を変えようとしませんでした。

弁護士は、Aさんの離婚の意思を粘り強く伝え、婚姻がいかに継続しがたいものであるかを裁判所に訴えました。また、長年の暴力は不法行為に該当するとし、慰謝料を求めました。

結果・解決ポイント

調停の結果、裁判所はAさん夫婦の離婚を成立させ、慰謝料として500万円の支払いを認めました。

担当弁護士
authense
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