コラム

公開 2019.12.12 更新 2024.02.15

離婚から立ち直るためにやるべきこと!新しいスタートを切るための秘訣

離婚_アイキャッチ_110

離婚を決断することで心にぽっかり穴が開いてしまう状態になる方も少なくありません。パートナーと別れてしまった感情の余波は少なからずあるものです。
離婚から立ち直り新しいスタートを切るためには離婚がなぜつらく、そして立ち直るために何をすべきかを知るのが肝心です。

オペレーターが弁護士との
ご相談日程を調整いたします。

離婚がつらい3つの理由

離婚がつらい3つの理由

離婚は時間だけでなく、エネルギーも使うため、非常に大変な作業です。
それ以外にも離婚をつらく感じる理由は3つあります。

1. 経済的に困窮するため

共働きであれば夫婦二人で働いたお金で生活ができますが、離婚によって、自分の稼ぎだけで生活していく場合、経済的に困窮する可能性があります。光熱費や家賃は1人での生活でも2人でも生活でも、それほど変わるものでもなく、経済的な問題で離婚後につらさを感じる方も少なくありません。

特にアルバイトやパートとして働いている方は、安定した収入を得られるように仕事先を変える必要があるかもしれません。専業主婦である方は仕事探しの必要があります。
経済的に困窮しないように事前の準備が大切です。

2. 子どもと会えない日々のつらさ

子どもがいる場合に離婚すると、親権を相手方が取得したために、子どもと会えない日々のつらさから立ち直れないという方もいます。

自分で子どもを育てたいと思っても、親権が相手方にわたると、子どもと会える日は限られてしまいます。そのため、離婚によって子どもに悪影響が出ないか心配するものの、離婚から立ち直れない方も少なくありません。

離婚経験がトラウマとなる

離婚経験がトラウマとなり、次の幸せを掴めない方も多いものです。
次の結婚に対してまた失敗してしまうという気持ちが湧き、再婚に踏み切れない方もいます。そして、これから自分ひとりで生きていかないといけないという不安が結婚はもちろん、恋愛に対しても臆病にさせることがあります。

離婚から立ち直るためにやるべき5つのこと

離婚から立ち直るためにやるべき5つ

離婚でつらい思いをしている場合、これから紹介する立ち直るために必要な5つのことを実践してみましょう。
いずれも離婚の悲しさを忘れて、新たな道に進むのに効果的な方法です。

仕事に集中する

離婚のつらさを忘れるためには仕事に集中するのがひとつの方法です。いかに離婚のことを考えないようにするかが立ち直るためのポイントになります。
仕事が捗ることで離婚した記憶も徐々に薄れていき、やがて思い出すときも少なくなっていくものです。

仕事に集中することでスキルアップやキャリアップができて、ゆとりのある生活を送れるようになるかもしれません。

時間が解決してくれるのを待つ

積極的な方法ではありませんが、時間がたつのを待ってみるというのも一つの方法です。
多くの場合、時間がたつごとに気分は新しいことに向いてくるはずです。
完全に忘れて新しい生活をスタートするまでには、かなり長い時間がかかってしまう人もいますが、少なくとも新しいこと、外の世界に目が向くまでは、待ってみることも大切です。

気分が最悪で本当に何もしたくないというときに無理をしてしまうと、状況が悪化してしまう可能性があります。
なにか気分を変えるために新しいことをしてみよう、というような前向きな気持ちが生まれるまでは、時間が解決してくれるのを待ちましょう。

焦ることなく、離婚後の生活と向き合っていき、時間が解決してくれると思って趣味や遊びに積極的になるのも一つの方法です。
特に夜は1人だとつらいと感じる方も多いため、夜の付き合いの場に参加して気を紛らわすのもおすすめの方法となります。

もっとも、離婚による気持ちの落ち込みが改善せず、家事や育児、仕事が手につかないなど、日常生活を送るにあたって支障が出る場合は、早めに心療内科や精神科の受診を検討した方がよいといえます。

新生活の準備や、慰謝料請求をして気持ちの整理をつける

離婚をした場合、様々な手続きや、やらなければいけないことが発生します。たとえば保険、銀行、行政関係の手続きや、家が変わった場合は住居関係の手続きも必要になります。
また、新しい仕事を見つけたり、新生活の収支計画を立てたりすることも必要になるでしょう。子どもがいる人は保育園や転校先の確保、子どもの苗字などの変更手続きなど、そのほかにもやらなくてはならないことがたくさんあります。

離婚をすると気力がわかず何もしたくなくなることもありますが、これらのやるべきことに手を付けていくことも新生活をスタートするためにとても重要です。
手続きそのものが必要ということもありますが、これらを消化していくことで、離婚が終わったものと認識し、新生活に向けて気持ちを整理できるでしょう。

離婚をすると気力がわかず何もしたくなくなることもありますが、これらのやるべきことに手を付けていくことも新生活をスタートするためにとても重要です。
手続きそのものが必要ということもありますが、これらを消化していくことで、離婚が終わったものと認識し、新生活に向けて気持ちを整理できるでしょう。

パートナーの不貞行為が理由で離婚に至った場合は、悔しい気持ちや納得のいかない気持ちが立ち切れずに残ってしまうことがありますが、慰謝料があることで納得のいかない気持ちにひとつの区切りをつけられるかもしれません。

慰謝料については、納得のいく額で、早期に話し合いがまとまることもありますが一筋縄ではいかないことも多くあります。
慰謝料を請求する際は、1人で悩まず、弁護士に相談してみることをお勧めします。

関連記事

自分だけのせいにはしない

離婚から立ち直れないのは心のどこかで自分に責任があると思っているからかもしれません。罪悪感を抱えながら人生を歩むと再婚にも悪影響といえます。
離婚は夫婦二人の問題であり、1人で抱え込むのはそもそも間違っています。

離婚という決断をお互いで決めたからこそ、自分ひとりが悪かったと思い込むのはよくありません。今回のパートナーとは、相性が悪かっただけだと割り切って考えるのもよいでしょう。
離婚から立ち直るまでの時間が短くなるとともに、離婚経験を次の恋愛や結婚に活かす前向きな気持ちにもなるでしょう。

体を動かしたり旅行に出たりと気分転換を図る

時間がたってある程度気持ちが外に向くようになれば、気分転換になることを始めるのがひとつの方法です。旅行など、結婚しているときにはできなかった時間を楽しむようにしましょう。家事や料理に打ち込むのもおすすめです。

体を動かすことで気持ちもすっきりするため、ジムで汗を流したり、新しいスポーツを始めたりするのも効果的です。

また、ある程度気持ちに整理ができた人は、人に話を聞いてもらうのもよいでしょう。友人や両親、兄弟など、親しい人に話を聞いてもらうことで自分の気持ちを整理することができます。

自分の気持ちと向き合いながらも、立ち止まることなく、気分転換によって、前向きな気持ちが生まれてくるきっかけを作るようにしましょう。

オペレーターが弁護士との
ご相談日程を調整いたします。


まとめ

離婚から立ち直るのは簡単ではありません。生活環境が変わる中で、自分の気持ちの整理もつけないといけません。
離婚から立ち直るためには、離婚がなぜつらいのか心の中を整理しつつ、今自分が何をすべきかを明確にしていくことが大切です。

離婚は決めてから合意に至るまで、非常に労力をともない、離婚した後も、新しい生活を始めるまで、時間も体力もたくさんかかります。離婚をしたことで気持ちがすっきりし、すぐに新生活をスタートできる人も中にはいますが、多くの人がそうではありません。

ここで紹介した方法も、すぐに気持ちを切り替えることができるわけではありませんが、時間の経過とともに、少しでも早く新生活をスタートできるよう、試してみてはいかがでしょうか。

Authense法律事務所が選ばれる理由

Authense法律事務所では、離婚問題について、豊富な経験と実績を有する弁護士らで構成する離婚専任チームを設けています。
これまでに蓄積した専門的知見を活用しながら、交渉のプロである弁護士が、ご相談者様の代理人として相手との交渉を進めます。
女性弁護士が数多く在籍しており、面談予約時に「弁護士性別」をご希望いただくことも可能です。

弁護士らで構成する離婚専任チーム

離婚問題を弁護士にご依頼いただくことには、さまざまなメリットがあります。
感情的になりがちな相手方との交渉を弁護士に任せることで、精神的なストレスから解放されますし、日常生活への影響も最小限に留められます。
相手方に有利な条件での示談や和解を要求された場合でも、弁護士に依頼することによって、過去の判例などを踏まえた対等な交渉ができます。
また、問題終結後に弁護士を通して合意書を作成しておけば、和解成立後に相手方から再び慰謝料を請求されたり、不貞行為の内容をSNSに投稿されたりといった事後的なトラブルを未然に防止することも可能になります。

私たちは、調停や裁判の勝ち負けだけではなく、離婚後の新生活も見据えてご相談者様に寄り添い、一緒にゴールに向けて歩みます。
どうぞお気軽にご相談ください。

記事を監修した弁護士
Authense法律事務所
弁護士 
(第二東京弁護士会)
早稲田大学法学部卒業(3年次卒業)、東京大学大学院法学政治学研究科修了。企業法務から、離婚、相続問題を中心とした一般民事事件、刑事事件など幅広く取り扱う。
<メディア関係者の方>取材等に関するお問い合わせはこちら

オペレーターが弁護士との
ご相談日程を調整いたします。

こんな記事も読まれています

コンテンツ

オペレーターが弁護士との
ご相談日程を調整いたします。