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模擬調停

~離婚調停の流れを仮想体験~

離婚調停においては、裁判官または家事調停官と共に、調停委員2名(男性1名、女性1名)が立ち会います。
ここでは、模擬形式で離婚調停の流れをご説明します。

調停成立までの流れ

調停成立までの流れ

今回の離婚調停を申し立てた当事者についての以下のように設定します。

1.当事者

  • 申立人(妻)A

    申立人(妻)

    33歳(会社員)

  • 相手方(夫)B

    相手方(夫)

    35歳(会社員)

  • ※当事者間には、長女C(5歳)、長男D(1歳8ヶ月)がいます。

2.調停申立ての経緯

夫は、結婚当初から家事育児に協力的ではなく、休日も仕事が残っているからと理由をつけて出かけてしまうことがほとんどでした。

さらに、長男を妊娠中に夫が会社の同僚の女性と不倫していることを知りました。

そのような中、夫婦喧嘩が増え、親が言い争うのを見て泣く長女に、夫が怒鳴って手をあげようとしたのをきっかけに、子どもたちを連れて実家に戻り、現在別居中です。

実家の両親と兄に相談し、話し合いの機会を持ちましたが、お互い感情的になってしまい、冷静な話し合いができないため、離婚調停を申し立てました。

3.離婚調停申立書に記載された申立ての趣旨

  • (1)申立人(妻)は、相手方(夫)と離婚する。
  • (2)離婚後、当事者間の子の親権者は申立人を指定する。
  • (3)相手方は申立人に対して、子の養育費として毎月相当額を支払う。
  • (4)相手方は申立人に対して、慰謝料として相当額を支払う。
  • (5)相手方は申立人に対して、財産分与として相当額を支払う。

4.離婚調停申立書に記載された申立の実情

  • ・相手方は、平成○○年○月頃から、会社の同僚の女性と不倫関係にあった。
  • ・相手方は結婚当初から家事育児に協力的ではなく、夫婦喧嘩が絶えなかった。
  • ・親が争うのを見て泣く長女に怒鳴って、長女に手をあげようとしたのをきっかけに別居。
  • ・その後、申立人は何度か相手方と話し合ったが、お互い感情的になって、冷静な話し合いができなかった。

5.備考

  • (1)平成○○年に結婚
  • (2)平成○○年に長女出生
  • (3)平成○○年に長男出生

相手方の主張(言い分)は以下のように設定します。

私は、同じ大学の後輩だった妻と結婚しました。仕事は国内外への出張が多く、帰宅時間は深夜になることもあります。

産休を明けて、仕事に復帰した妻に家事育児を任せっきりにするのは申し訳ないと思いながらも、物理的に家族と過ごす時間がなかなか取れないでいました。

不倫はしていません。同僚の女性と一緒に出張することもあります。その際、一緒に食事をすることはありますが、主に取引先との接待で、個人的な付き合いではありません。

夫婦喧嘩が増えたことは認めますが、その原因は、私への愚痴や悪口を子どもに吹き込んだり、『どうせ浮気してるんでしょ』とか、毎回どうしてそういう話になるのか意味がわからないまま、ヒステリーを起こす妻と口論になってしまうことがほとんどです。

“しつけ”として叱ることはありましたが、感情にまかせて子どもに手をあげたことは一度もありません

第1回調停期日のはじまり

Scene1申立人(妻)入室
  • 申立人(妻)入室
  • 調停委員①

    調停委員①

    それでは、第1回調停期日をはじめます。

    申立人のAさんですね。

    調停委員の①と申します。本日はよろしくお願いします。

  • 調停委員②

    調停委員②

    調停委員の②と申します。どうぞよろしくお願いします。

  • 調停委員①

    調停委員①

    この調停では、私たち調停委員2名が申立人と相手方のお話をうかがいます。担当する裁判官は、同一時間帯に行われている複数の事件を担当しますので、同席することはできませんが、私たちが実際にお話をうかがったうえで、調停の経過を適宜裁判官に報告し、裁判官と協議を行います。また、裁判官は必要に応じて調停に出席します。

  • 調停委員②

    調停委員②

    調停はできるだけお互いに納得がいくような解決方法を、話し合いを重ねて見つけていこうとするものです。どちらかの肩を持つということはありませんし、守秘義務がありますので、安心してご自身のお考えを自由にお話しください。

  • 調停委員①

    調停委員①

    それでは、はじめたいと思います。

    申立人Aさんが提出された申立書にある申立ての趣旨では、「申立人は、相手方と離婚する。離婚後、当事者間の子の親権者は申立人を指定する。」と記載がありますが、お間違えありませんか。

  • 申立人

    申立人

    はい。間違いありません。夫と離婚後は、子供たち二人と生活していきたいです。子供たちも今の生活を続けたいと言っています。

  • 調停委員①

    調停委員①

    また、相当額の養育費、慰謝料、財産分与も請求されるということでよろしいですか。

  • 申立人

    申立人

    はい、今後の生活のためにもきちんと支払ってもらいたいです。

  • 調停委員①

    調停委員①

    分かりました。具体的にはどのくらいの金額を考えていますか。

  • 申立人

    申立人

    どのくらいが相場なのでしょうか。ちょっとまだ具体的には考えられていないのですが、今後の生活のためにもできるだけ多く支払ってもらいたいです。

  • 調停委員①

    調停委員①

    申立書にある申立ての実情についても内容にお間違えありませんか。

  • 申立人

    申立人

    はい。間違いありません。夫は・・・(中略)・・・両親と兄に相談し、離婚をしようと決心し、申し立てました。

  • 調停委員①

    調停委員①

    ありがとうございます。ご事情はよく分かりました。

  • 調停委員②

    調停委員②

    それでは、30分ほど経ちましたので、今お話しいただいた内容を相手方のBさんにお伝えしたうえで、今度はBさんからも同じく30分を目途にお話をうかがいます。

    一度、申立人待合室でお待ちいただけますか。

  • 申立人

    申立人

    はい。わかりました。

  • ----

    申立人から事情をうかがった後、相手方にも同様に事情をうかがいます。

    閉じる

Scene2相手方(夫)入室
  • 相手方(夫)入室
  • 調停委員①

    調停委員①

    それでは、第1回調停期日をはじめます。

    申立人のBさんですね。

    調停委員の①と申します。本日はよろしくお願いします。

  • 調停委員②

    調停委員②

    調停委員の②と申します。どうぞよろしくお願いします。

  • 調停委員①

    調停委員①

    裁判所から、調停期日通知書が届いて驚かれましたでしょう。

    調停では、私たち調停委員2名が申立人と相手方のお話をうかがいます。実際にお話をうかがったうえで、調停の経過を担当裁判官に報告し、その担当裁判官と協議を行います。また、担当裁判官は必要に応じて調停に出席します。

  • 調停委員②

    調停委員②

    調停はできるだけお互いに納得がいくような解決方法を、話し合いを重ねて見つけていこうとするものです。守秘義務がありますので、安心してご自身のお考えを自由にお話しください。

  • 調停委員①

    調停委員①

    それでは、はじめたいと思います。

    先程、申立人であるAさんから、今回の調停を申し立てた経緯などをうかがいました。

    Aさんからうかがった内容は・・・(中略)・・・Bさんへの信頼を取り戻すことが難しいようです。

    これを聞いて、Bさんはどのようにお考えですか。

  • 相手方

    相手方

    そうですか。・・・(中略)・・・Aは誤解しているだけです。

  • 調停委員①

    調停委員①

    先程のお話をうかがう限りでは、Aさんの離婚の意思は変わらないようですよ。

  • 相手方

    相手方

    いつもの夫婦喧嘩だと思っていたので、・・・(中略)・・・とにかく子供たちのことが心配なんです。もう少し考える時間をください。

  • 調停委員①

    調停委員①

    よくわかりました。

    それでは、申立人のAさんにお伝えし、お子様たちのこともうかがってみます。

    もう一度、待合室でお待ちください。

  • 閉じる

Scene3申立人(妻)再び入室
  • 調停委員①

    調停委員①

    先程、Aさんからうかがった内容をBさんにお伝えしました。

    ・・・(中略)・・・お子様たちのことも心配されていました。

  • 申立人

    申立人

    そうですか。でも、・・・(中略)・・・夫への愛情も信頼もありません。父親がいなくても、子供たちは元気に過ごしています。これからは私が育てます。

  • 調停委員②

    調停委員②

    離婚の意思が固いようですが、お子様たちも小さいですし、今後の生活についてはどのようにお考えですか。

  • 申立人

    申立人

    産休明けで間もないですが、仕事に復帰したので、・・・(中略)・・・実家の両親も協力してくれているので、ちゃんと育てていけると思います。

  • ----

    第1回調停は終了し、次回期日が約1か月後に指定されました。

    閉じる

第2回調停期日のはじまり

Scene1相手方(夫)入室
  • 調停委員①

    調停委員①

    第1回調停から約1ヶ月経ちましたが、お気持ちはいかがですか。

  • 相手方

    相手方

    妻の気持ちが変わらないのであれば離婚するしかないかなと・・・(中略)・・・でも、子供たちに会えなくなるのは…。

  • 調停委員②

    調停委員②

    面会交流というのはご存知ですか・・・(中略)・・・考えてみてはいかがでしょう。

  • 相手方

    相手方

    是非、お願いします。子供たちと会って、子供たちの気持ちも聞きたいです。

  • 調停委員①

    調停委員①

    わかりました。Aさんに、子供たちと会うことについてどう考えているのか聞いてみましょう。

    一度、待合室でお待ちください。

  • ----

    調停委員は、裁判官と家庭裁判所調査官に調停の経緯を報告し、今後の調停の進行について協議を行いました。

    協議の結果、離婚を前提とした調停の継続と、家庭裁判所調査官立ち会いのもと、面会交流を試行し、今後の親子のあり方について検討することになりました。

    閉じる

Scene2申立人(妻)入室
  • 調停委員①

    調停委員①

    先程、Bさんからお話しをうかがいました。

    離婚については前向きに考えたいとのことですが、お子様たちのことをとても心配されており、直接会って話したいと希望されています。

  • 申立人

    申立人

    そうですか。子供たちのことは考えてくれているんですね。

  • 調停委員②

    調停委員②

    お子様たちにとってBさんは父親ですし・・・(中略)・・・Bさんとお子様たちが会う機会を面会交流というのですが、・・・(中略)・・・一度、面会交流を実施してみはいかがでしょうか。

  • 申立人

    申立人

    子供たちを連れて帰ってしまうとかはないですか。

  • 調停委員①

    調停委員①

    ご不安であれば、・・・(中略)・・・家庭裁判所調査官が立ち会って、試行的に面会させるという方法もありますが、いかがでしょう。

  • 申立人

    申立人

    調査官の方が、一緒に立ち会ってくださるなら…。

  • 調停委員①

    調停委員①

    わかりました。

    では、次回の調停期日に面会交流を実施しましょう。

  • ----

    第2回調停は終了し、第3回調停期日では、家庭裁判所調査官の立ち会いのもと、面会交流が行われ、第4回の調停期日が指定されました。

    第4回調停期日では、家庭裁判所調査官も同席し、面会交流についてお子様の様子や申立人、相手方それぞれからお話をうかがいました。

    その後、離婚条件について具体的な話し合いが続けられ、合意内容がまとまりました。

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調停成立

調停の合意内容の確認
  • 裁判官

    裁判官

    担当裁判官の○○です。

    申立人Aさんと相手方Bさんですね。

    調停については、調停委員から経過を聞いています。
    それでは、調停の合意内容について確認します。

    ①まず、申立人Aさんと相手方Bさんは、本日調停により離婚する。

    ②次に、当事者間の長女Cと長男Dの親権者を母である申立人と定め、申立人が監護養育する。

    ③次に、相手方は申立人に対し、子供らの養育費として、一人につき1ヶ月○○万円を、平成○○年○○月から子供らがそれぞれ満20歳に達する日の属する月まで、毎月末日限り、子供らそれぞれの名義の銀行預金口座に振り込む方法で支払う。

    なお、上記子供らについて、入学、進学、病気、事故等により特別の出費が生じた場合には、その負担について当事者双方で別途協議する。

    ④次に、相手方は、申立人に対し、本件離婚に伴う解決金として、○○○万円の支払義務のあることを認め、これを支払う。振込手数料は相手方の負担とする。

    ⑤次に、申立人は相手方が当事者間の長女Cと長男Dと、○ヶ月に○回程度の面会をすることを認める。その具体的日時、場所、方法については、子の福祉を尊重して、当事者間で事前に協議して定める。

    ⑥最後に、当事者双方は、本件に関し、本条項に定めるほか、なんらかの債権債務がないことを相互に確認する。調停費用は各自の負担とする。

    間違いありませんか。

  • 申立人

    申立人

    はい。間違いありません。

  • 相手方

    相手方

    間違いありません。

  • 裁判官

    裁判官

    では、これで調停が成立しました。

    調停で決まった内容は裁判所で確定した判決などと同じ効力があります。守らなかった場合は、強制執行を受けることがありますので、約束は守ってください。・・・(中略)・・・それでは、調停を終わります。

  • ----

    今回の模擬調停では調停成立となりましたが、話し合いがつかない場合などには、不成立となり、調停は終了します。

    不成立の場合、内容によっては(例えば、婚姻費用など)、家庭裁判所で裁判官が判断する審判や訴訟の手続に委ねられることになります。

    閉じる

※この模擬調停はフィクションです。登場する人物・事件の内容等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

大切なことだから 話す相手は選んでほしい

オーセンス弁護士

弁護士は、秘密保持の義務が法定され、高度の守秘義務があります。(弁護士法第23条)

  • 慰謝料を請求したい
  • 調停について今後の対応を相談したい
  • 親権をとって離婚したい
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法律事務所オーセンスは、これまでの豊富な経験・実績に基づいて、法的観点から冷静に分析し、論理的な主張をし、最良の解決・支援へ導くため全力を尽くします。

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